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スマートフォン検索に特化した新しいリスティング広告「Simplisting」の取扱いを開始しました!
当社がサービス提供しているインターネット広告において、この度、GMOインサイト株式会社のスマートフォン検索に特化した新しいリスティング広告サービス「Simplisting(シンプリスティング)」の取扱いを開始いたました。
これまでYahoo!スポンサードサーチやGoogle Adwordsでの広告出稿を主にご提案してきましたが、新しい検索連動型のクリック課金型の広告となります。Yahoo!スポンサードサーチやGoogle Adwords広告の他に、スマートフォン検索において新しい市場に広告出稿を検討されている方にはピッタリの検索連動型です。
「なぜ当社がSimplistingの取扱いを始めたのか?」「いったいどんな効果が見込めるのか?」を広告を運用する立場からご紹介できればと思います。
Simplisting(シンプリスティング)とは?
Simplisting(シンプリスティング)は、GMOインサイト株式会社が開発・提供を行うスマートフォンに特化したクリック課金型広告です。ユーザーの検索キーワードと連動して、Simplistingが提携しているポータルサイトやアプリにて関連性の高い広告を表示することができます。
サービス自体が2016年12月にリリースしたばかりの新しい広告枠です。そのためまだまだ手探りなところもありますが、インターネット検索のほぼ7割がスマートフォンと言われ始めている今日において、スマートフォン検索は無視できないものとなっています。
Yahoo!スポンサードサーチ広告やGoogle Adwordsで広告単価が高騰していたり、スマートフォンの検索市場での集客効果が高い業界や市場のクライアントにはおすすめのインターネット広告になり得ます。
ポータルサイト掲載イメージ
So-net、livedoor、Infoseek、ジョルダンニュース、dmenuなどのポータルサイトへの広告出稿が可能です。掲載行数や掲載位置はポータルサイトごとに異なりますが、So-netの場合は上段2行、下段3行掲載されます。今後提携するポータルサイトも追加される予定とのことです。
各ポータルサイトのユニークユーザー数(UU)、月間ページビュー数(PV)は参考までに以下の通りです。
- So-net:約1,100万UU、約3億8,000万PV
- livedoor:約5,300万UU、約90億PV
- Infoseek:約450万UU、約1億7,000万PV
ちなみに、Yahoo JAPANの月間総ページビュー(PV)数は約606億PV、スマートフォンで約273億PV。どちらも2014年の数字です。日本最大のポータルサイトと比較すると露出量が少ないように思えますが、月間1億PV稼ぐポータルサイトもそんなに多くはないので十分な露出量は確保できるかと思われます。
アプリ掲載イメージ
アプリでは、主にdmenuやドルフィンブラウザなど、多数のアプリでもSimplistingの掲載が可能になっています。特にこの中でも個人的に注目しているのが、NTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dmenu」です。
なぜ注目しているのかについては後ほどご説明しますが、ポータルサイト同様に今後各種アプリでの広告出稿が続々と可能となっていく予定とのことです。
私が考えるSimplisting運用のメリット
大手ポータルサイト「Yahoo JAPAN」や大手検索エンジンの「Google」にリスティング広告で出稿している方の多くは、実は今の広告運用に頭打ち感を少なからず感じている人はいらっしゃるかと思います。特に「中古車」「保険」「金融」などのカテゴリ―の場合、クリック単価が数千円を超えてしまい費用対効果が年々合わなくなってきているはずです。
限られた広告枠に多くの企業が広告を出稿するようになると、広告単価の競争原理が働き、キーワードによっては高額入札が必要になってきてしまいます。
【メリット】クリック単価が安い!
そのようなクリック単価が高騰しているカテゴリーの方には、Simplistingのようなクリック単価が1クリック数十円~数百円で抑えられる新しい広告枠は喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか。
Simplistingの場合、まだまだ参入している企業の母数が少ないので、Yahoo!スポンサードサーチやGoogle Adwordsではクリック単価が2,000円~3,000円のキーワードでも、今であればSimplistingは数百円で安価に抑えられ多くの流入数を見込める可能性があります。
特にオススメのキーワードジャンルを考えると以下のようなジャンルにはオススメだと思います。
- 看護師求人
- 消費者金融
- クレジットカード
- 不動産
- 生命保険
- 医療保険
- 中古車
- 引越し
- リサイクル
私自身もクリック単価が1,500円~2,000円の「レーシック」が全盛期の時には、Yahoo!スポンサードサーチ、Google Adwordsだけでなく、常に新しい広告枠を競合他社よりも早く見つけて先に広告出稿して効率よく広告運用することが、大事になってきます。
注目は「dmenu」
私個人が、特に注目しているのがNTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dmenu」です。アクセス解析をしているとオーガニック検索(自然検索)からの流入は、Yahoo JAPANとGoogleからで9割方締めている状況です。
ただし、Google Analyticsで分析していると、ここ数年NTTドコモの検索エンジンからの流入が増えていることに気づきます。皆さんも、Google Analyticsでアクセス解析されているのであれば、[集客]⇒[すべてのトラフィック]⇒[参照元/メディア]でご自身が運用しているホームページを見てみてください。
ドコモからの流入が多かったりしていませんか?
下記は、弊社で運用させて頂いているクライアントのGoogle Analyticsの[参照元/メディア]の画面です。
[docomo/organic]からの流入数が上位5番目に!
ご覧のようにyahoo、googleの検索エンジン、リスティング広告に次いで、「docomo/organic」(ドコモの検索エンジン)からのアクセス数が多いことが分かります。さらに、このクライアントの場合、コンバージョン率も高いため、無視できない検索エンジンであることが一目瞭然です。
docomoだけでなく、ここでは掲載されていませんが、実はauの検索エンジンからも多く流入しているクライアントいました。
このようなことから、私が今回「Simplisting(シンプリスティング)」の取扱いを弊社で開始しようしたのも納得いただけると思います。
実際に、Simplistingの取扱いを始めるきっかけは、一本の営業電話だったのですが、いつもなら営業電話はお断りするケースも多いなか、「dmenuの検索結果にもクリック課金で広告出稿ができます」という話をGMOインサイトの営業マンから聞いて、すぐに会って広告の取扱いを決めました。
auの検索エンジンは未対応
ただし、残念ながら今のところはauの検索エンジンにSimplistingでリスティング広告の掲載をすることはできないそうです。(※今後提携はしていきたいとのこと)
Simplistingの運用方法について
Simplistingの特徴やメリットなどを紹介してきましたが、ここからは運用方法についてご紹介していきます。
入稿データの構成について
まず初めに運用担当者が気になるのは入稿データ構成かと思います。基本的な入稿データの構成は、Yahoo!スポンサードサーチやGoogle Adwordsと変わりはありません。
[クライアントID]⇒[アカウントID]⇒[キャンペーンID]⇒[広告グループID]の構成となっています。
配信マッチタイプ
配信マッチタイプもYahooスポンサードサーチやGoogle Adwordsと変わりはありません。
- 完全一致
- フレーズ一致
- 部部一致
- 絞り込み部分一致
- +(プラス)ターゲティング
1~4の配信マッチタイプの他に、Simplistingでは「+(プラス)ターゲティング」という配信マッチタイプの設定ができます。1~4もしくは検索キーワードのカテゴリと出稿サイトのカテゴリが関係する場合に表示される配信タイプです。イメージ的には部分一致よりも拡張性が広いといった感じでしょうか。
ターゲティング
現状、Yahoo!スポンサードサーチとGoogle Adwordsとの差で劣っている点としては、ターゲティング配信です。地域でのターゲティングができないなど、一部劣るところはあるそうです。
ただし、全国に配信したとしてもキーワードのクリック単価が格段に安く済むので、当面はさほど気にしなくていいのではないでしょうか。(YahooやGoogle Adwordsのターゲティングの精度も個人的にはかなりアバウトな部分もあると思っています。)
まとめ
今回は、Simplisting(シンプリスティング)の取扱いについてのお知らせと、なぜSimplistingを当社が取り扱おうと思ったのかについて、少し触れさせていただきました。
スマートフォンの検索市場は年々上がってきている中、スマートフォン媒体はインターネット集客において無視できない存在になっています。自社の商品が主にスマートフォンで購入されていたり、お問い合わせもスマートフォンからが多かったりするような企業やお店であれば、一度Simplistingをご検討ください。
Yahoo!スポンサードサーチやGoogle Adwordsに出稿する前のテストマーケティングとしてもご利用になられます。
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